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by 管理人
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2005年10月07日登録

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カテゴリ:体験( 1 )
2006年 04月 04日 |
川崎市のマンションで小学3年生の男の子が投げ落とされ殺害された事件、
こころが痛む、と同時にある記憶が蘇る。
しかも、犯人にも子供がいるという。
一部報道では、とても穏やかな人で、夫婦仲も良かったという、
理想に近い家庭だったらしい。
けれど、精神的におかしくなってきていたという事も事実なようだけれど。

今小さな子供を巻き込む事件(虐待とかも)が多いけれど、実は同じような未遂体験をした話をしましょう。虐待ではないですよ^^;
あまり思い出したくない話だけれど、忘れることは出来ないし、
同じようなニュースを聞くたびに思い出さずにはいられない、そんな体験です。

季節は冬。
小学校4年生だった私は、父親に頼まれてタバコを買いに行った。
冬の夕暮れは薄暗く、けれど決して灯りなしで歩けない時間でもなかった。

タバコ屋は自宅から子供の足で歩いて10分くらい。
タバコを買った私は、片手に握り締め鼻歌を歌いながら歩いていた。
大通りから自宅には坂道になる。
大通りと言っても、今では車も多いが、その頃は殆んど車も人も通らない通りだった。

そこから下って我が家に帰る。
その坂道に差し掛かったとき、後ろから微かに足音がした。
近所の人かな~って思った私は、何気に後ろを振り返った。
すると、顔に覆面(目だし帽)をした大男(子供から見たら大きく見えた)が、手を私の肩に掛けて掴んだ。
一言も発せず、ただ肩をきつく掴んだ。

本当に驚くと声も出ないもので、一瞬心臓が止まるほどの恐怖を覚え、固まってしまった。
その時間は本当に短かったのだけれど、めちゃくちゃ長く感じていた。

そして、次の瞬間、私は男の手を払いのけ、一目散に自宅まで走った。
坂道から5~60メートルくらいで我が家になる。
我が家の庭では、両親が庭掃除をしていた。

走る足音で、両親が庭から坂道まで出てきた。
その時、男は大通りからさらに山の方角に行く細い道があるのだが、その方向へと走り去っていった。
それはその時、両親が人影らしいものを見たと、後で警察に話していたのを聞いたのだけれど。

すぐに何かあったと感じた両親は、警察に電話をした。
その時点でも、私は震えるだけで声も出なかった。

そして、すぐに警察がやってきた。
いろいろ聞かれたけれど、どうしても話すことが出来ないほど動転していた。
別の警察官が数人、山の方へ行く道を捜索したけれど、犯人は見つからなかった。

じつはこの数日前(もしかしたら一ヶ月くらい前だったかもしれないが、わりと短期間のこと)に、同じ小学校6年生の女の子がやっぱり連れ去られる事件が起きていた。

その小学6年生の女の子は、犯人に連れ去られ山道を奥へ奥へと連れて行かれた。
どんな状況だったのかわからないが、途中の山道で犯人は休もうとした。
犯人はその女の子を抱えていたらしい。
犯人が腰を下ろした瞬間に、彼女は一目散に走りだした。
犯人は追いかけることをしなかったのか、彼女は民家に駆け込み助かった。

もう何十年も前のこと、そして自分の身にあった事の方が鮮明で、あまり詳しい状況はわからないけれど、そこでこの事が明るみになり、警察や、近所の人たちでの犯人探しが始まった。
やっぱり犯人は見つからなかったのだが、学校中でも騒ぎになって、親は勿論、大人たちは通学途中の子供を見守るようになっていった。

けれど、暫くしたらそれも忘れられてしまう。
私の場合は、頼まれたお使いだったし、夕方という時間帯、
しかも田舎のこと、人は殆んど通らないころだった。

人の噂も75日、まったくその通りで、いつの日か、
そんな事件があったという話さえ、出なくなっていたし、
自分の子に限ってという気持ちも、忘れ去られてしまうには、
充分な材料だったかもしれない。

けれど、私の心に残る恐怖心は一生忘れることの出来ない体験だった。


私はその事件以後、暗闇が恐くて仕方ないのです。
大人になった今でも、夜一人で歩くことに抵抗があります。
どうしても歩かなければならない時は、交通量の激しい道や、遠回りしてでも明るい道を歩くようになりました。
けれど、いつも後ろに目があるかのように、細心の注意をはらいます。

幼い頃の記憶が、この歳(何歳だYO^^;)になっても鮮明に思い出す、本当に悲しく恐い記憶です。
それ以後、両親は私に夕暮れの買い物は一切頼まなくなったし、二人の兄も必ず一緒について歩いてくれるようになりました。
それも時間とともに、減ってきてしまったけれど。

人の手にかかって亡くなってしまった子供のことを思うと、ココロが痛んで仕方ありません。

昔は他人の子でも、悪さをしていたら怒ってくれた近所の頑固親父らしい人がいましたよね。
知らない人と歩いていたりしたら、声掛けてくれる近所の人もいたり。
今は、自分の子供を虐待する親が多いけれど、それも隣の人が何かを感じていながら、やはり通報出来ないという状況も、何故か悲しくなります。
とかく今の世の中、他人の子には干渉しない風潮があります。
それもまた、こんな事件を起こす引き金になっているのかもしれないですね。

けれど反対に、下手に干渉しようものなら、怒鳴られるか、殺されかねない。
本当に難しいのも事実だったりしますね。
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by smile-wind | 2006-04-04 01:35 | 体験