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by 管理人
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2005年10月07日登録

基本は不定期更新、気まぐれブログです。

コメント欄も、自由気ままに開けたり閉めたりしています。
すみません(ぺこり)

皆さん、風邪など引かぬように、気をつけて下さいね。 

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2008年 12月 01日 |
彼女の第一歩
「ちょっと話があるので、こっちに座って欲しいんだけど・・・」
彼女は言った。

「じつは、やりたい仕事につけることになった。
でも留学から戻ってまた学校に行かせてもらったことが、遠い先には役にたつけれど、
暫くは無駄になってしまうかもしれない。
それが心苦しくて、今まで話せなかった。」


さらに彼女は続けた。
「会社説明も行ってきた。話を聞いて、どうしてもこの仕事をやりたいと思った。
本当は、ずっとやりたくて探してたんだけど、なかなか納得のいく会社に出会えなかった。
けれど、今回は、どうしてもやりたい。
ずっと、ずっと考えていたことだから・・・」


さらに続けた。
「今まで使わせてもらったお金は、一生懸命働いて少しづつでも返したい。
一人前になるには、自分次第だから、やりがいがあるし、絶対に頑張る。」


母は言った。
「父にその話を正直に話しなさい。
きっと父は貴女に甘いから、反対はしないと思う。
母は、父の考えを聞いてから返事をする。」


そのまま彼女は父の部屋へ行った。
暫くして彼女は二階から降りてきた。

父の言葉は、
「学校に行ったことは、きっといつか役にたつことだと思う。無駄ではないよ。
自分が決めた仕事なら、弱音を吐くことなく一生懸命頑張るだろう。
今親が出来ることは、応援することだけだから。」


やっぱり・・・
父はそう言うだろうと思った母。

「父がそう言ったのなら、母も応援するよ。
けれど、貴女には、親が一生懸命に稼いだお金を世間よりも使ってる。
そこを忘れないように、親に感謝してほしい。
今まではそれが出来たけれど、これからはどうなるかわからない。
やってみたら、やっぱり辛いから辞めた!では通用しないし、
そんなことなら母は許さない。
けれど、自分で決めた仕事なら辛くても頑張れるだろうし、応援する。」


兄にも話した。
「自分で決めたんだから、きっと頑張るはずだよ。
な、そうだろ?」
うなずく妹。

母だけが、すぐに素直に応援すると言えず、いろいろ言い聞かせ、
最後には父の言葉に従った。

そうして、彼女は今日から自分の見つけた仕事に向かっての第一歩を踏み出した。






見習いから始まる彼女。
最初の収入は本当に少ないだろう。
それでも彼女はやりたいと言った。

母にしてみたら、いろいろ勉強していたんだし、たくさんのスキルがあるのだから、
普通にそれなりの会社に入って欲しいと思っていた。

いくつかの会社を面接していたはずが、合格しても断り、
不合格でも対して慌てて他に探す様子もなく。
何かおかしいと感じていた母。

子供のころから好きなものがあって、それに携わる仕事に就きたいとは言っていた。
けれど、世の中不景気。
そんな時代に就職するのは大変だろうと、母も少しは大目に見ていた。

しかし彼女は・・・
いろいろ情報を集め、一人で行動し、決めてから親に報告。
留学するときもそうだった。
すべてが事後承諾。

彼女はこの先、人一倍苦労するであろう世界に飛び出したのだから、
母はハラハラ、ドキドキしながら、毎日毎日今日は帰れるのだろうかと、
身も細る(?)思いで彼女の帰りを待つのだろう。

それもまた彼女の選んだ人生ならば、納得のいくまでやったらいいさ。
普通に考えたら、どうせ親は先に逝く。
残った君たちが、それぞれに生きていくのだから・・・。
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by smile-wind | 2008-12-01 12:31 | 子供